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とにかく萌えを吐き出す為に作ったので 何も萌えが無い時は失踪するかもしれません。18歳未満閲覧禁止。

夫婦の日だった…


相変わらず携帯の調子が悪いコバミロです。ノイズがザーザー走る。
皆さんの携帯は大丈夫ですか?

昨日は夫婦の日だったそうですね。
藤田と百合子はラブラブしてそうで、妄想だけでほんわかしますw
コタツに入って寄り添ってるイメージ(*´ω`*)
もしくは、百合子が座っている後ろから、藤田が抱きついているイメージw
百合子は恥ずかしがって、嬉しいのに嫌とか言ってそうwww
「今日は寒いですから、ね?」
とか言って藤田は百合子をギュッてするといいよ(*´ω`*)
そうなったら、もうダメだねw藤田のペースだwww
そのまま寝台へと傾れ込むんですね。分かります。通常運転w

久しぶりに短いのを一つ書いてみました。
一発書きだったので、最初に考えてたラブラブとは違うものになってしまいました…。
改めて自分の文才の無さっぷりに泣ける…・゚・(つД`)・゚・

結婚後のふじゆりです。よろしければ続きからどうぞ~












 底冷えのする寒いある日、藤田はいつものように食事を作り、百合子を起こそうと寝台へ向かった。しかし、まだ寝ていると思った百合子の姿はどこにも無く、そこには冷えた布団が綺麗に整えられているだけだ。
「姫様!どこにいらっしゃるんですか?」
 邸ほど大きくは無いにせよ、家の中で百合子の姿が見えないと不安になり、藤田は、つい探してしまう。執事の頃からの癖のようになってしまっていた。
 どこにいるのか把握していないと心配で居ても立ってもいられなくなる。『すっぽんの藤田』というあだ名は言い得て妙だ、ということだろう。
 家の中をうろうろと探しているが、百合子の姿は見つからない。藤田は庭にでも居るのかとそちらに足を向ける。窓から外を見てみると、昨夜から降った雪の中、うずくまって何かをしている百合子が居た。
「姫様!こんな所にいらっしゃったんですか!探しましたよ」
 硝子のはめ込まれた掃き出し窓を開けながら、声に苛立ちを滲ませ呼びかけた。
「おかしな藤田。家に居た私を探していたの?」
 百合子は小さく笑いながら藤田のほうへと近寄る。手には盆を持ち、その上に雪兎が二つ乗っていた。
「起きてみたら雪が積もっていたから、嬉しくなっちゃって雪兎を作っていたの」
 藤田の心配をよそに百合子は呑気にニコニコと笑っている。藤田は、安堵と呆れの混じった溜息を一つ吐くと、百合子に部屋の中へ入るように促す。
「外は寒いですから、もう中に入ってください。食事も出来ていますから」
「わかったわ……」
 苛立ちが滲んだ声音を聞いて、叱られた子供のように、百合子は項垂れた。
 せっかく自分達に見立てて雪兎を作ったというのに、全く興味を示してくれない藤田に落胆した百合子は、先程までの楽しい気分がすっかり失せてしまった。
(藤田の馬鹿……)
心の中で悪態をつくと、途端に怒りが沸々と沸いてくる。百合子は、ただ藤田に雪兎を作って見せたかっただけなのだ。それなのに、なぜ叱られなくてはならないのか。百合子としたら納得がいかない。
「……のに……」
「なんですか?」
 いつまでも部屋に上がらず、ぽつりと呟く百合子に藤田は訊き返す。
「雪兎を作っていただけなのに、なぜ叱られなくてはいけないの?」
「叱ってなどいませんよ」
「じゃあ、なんで怒っているの?」
「怒ってなど……」
「怒ってるじゃない!藤田の怒っている声だもの」
 百合子に言われ、初めて自分が苛立っていた事に気付いた。
「姫様、本当に怒っているわけではないのです。ただ、姫様の姿が見えなくて、心配していた気持ちをぶつけてしまいました。申し訳ありません」
「家に居るのに、何をそんなに心配する事があるのよ」
 藤田の声は、いつもの穏やかなものに戻ったが、百合子の気持ちは、ざわざわと落ち着かない。
「姫様は蝶なんです」
「蝶?」
 突然、藤田にそんなことを言われ、訳が分からない百合子は小首を傾げた。
「えぇ、姫様のことは蝶のようだといつも思っておりました。花から花へと飛んで行ってしまう。いつか私の所からも飛んで行ってしまうのではないかと。姿が見えないたびに不安なんです」
「藤田……。私は蝶なんかじゃないわ。どこかになんて行くわけない。私の事が信用できないの?」
「いいえ、そんなことは……」
 藤田の語尾が徐々に小さくなっていく。今まで何度も女性に裏切られた藤田の気持ちは分からなくは無い。だからこそ百合子は、裏切った女達とは違うと言いたかった。
 百合子は眼を伏せるとそっと盆を藤田に差し出す。
「左の雪兎は藤田なのよ。右は私。これが私の気持ち……」
 確かに盆の上には、大きな雪兎の隣に小さい雪兎が寄り添っている。
「姫様……」
 百合子の手から盆を取り上げると、藤田は片手で百合子を抱き寄せた。きつく抱きしめ百合子の額に唇を落とす。
「姫様の気持ちを理解せずに、申し訳ありませんでした……」
「信じてくれるなら、もういいわ」
 百合子は顔を上げ、藤田を見つめながら微笑む。
「なんだか、お腹が空いてしまったわ」
 しんみりとした空気を壊すように百合子はわざと明るい声で言った。
「そうですね。早く食べないと冷めてしまいますから。姫様の作った雪兎は、折角ですから卓子に置きましょうか」
「そうね、それがいいわ」
 弾んだ声を出す百合子を、藤田は眩しそうに見つめていた。







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